朝山が新関脇、大栄新小結 初場所、新入幕は霧馬山

[ 2019年12月24日 06:57 ]

 日本相撲協会は24日、大相撲初場所(来年1月12日初日・両国国技館)の新番付を発表し、先場所で11勝を挙げた朝乃山が新関脇に昇進し、東に座った。富山県出身では1986年秋場所の琴ケ梅以来で戦後3人目。埼玉栄高出身の大栄翔が新小結で西に就いた。

 横綱陣は2場所連続44度目の優勝を狙う白鵬が4場所ぶりに東正位。幕内在位94場所は寺尾を抜き単独史上5位となった。西の鶴竜は2場所連続休場明け。大関陣は東に貴景勝、西は9度目のかど番で迎える豪栄道。

 大関から転落した西関脇の高安は10勝すれば復帰できる。貴景勝、栃ノ心に続く降下で、3場所連続の大関陥落は昭和以降初。東小結の阿炎は2007年初場所の稀勢の里以来、4場所連続小結となった。御嶽海は西前頭2枚目に下がり、三役連続在位は昭和以降2位の17場所で止まった。

 新入幕は霧馬山だけで、陸奥部屋からは08年夏場所の白馬以来。再入幕は東龍、勢、栃煌山、魁聖、徳勝龍の5人。元大関では初めて幕下以下で出場していた照ノ富士が10場所ぶりに十両に復帰した。他の再十両は元小結の千代鳳、朝玉勢、美ノ海、魁。新十両はいなかった。

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2019年12月24日のニュース