樋口＆山本が日本記録で金　パワーリフティング東京パラテスト大会

　パワーリフティングの東京パラリンピックテスト大会が26日、本番会場の東京国際フォーラムで始まった。下肢に障がいがある選手が対象で、男子72キロ級の樋口健太郎（46＝フリー）が175キロ、女子55キロ級の山本恵理（36＝日本パラリンピックサポートセンター）が63キロの試技を成功。ともに自らの持つ日本記録を塗り替えて、金メダルを獲得した。

　樋口は1本目の試技で記録を更新すると、2本目以降はさらに重い180キロに挑戦したが失敗。「最終試技で185キロくらいが目標だった。自己ベストは出たけど、もっと努力していかないといけない」と前を見据えた。