SH茂野が南ア対策「疲れさせるためにオーバーワークさせたい」

＜ラグビー日本代表練習＞笑顔で会見する茂野（撮影・吉田　剛）
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　ラグビー日本代表が4日、6日の南アフリカ戦（熊谷）のメンバーを発表した。先発するSH茂野海人（28＝トヨタ自動車）が取材対応し、試合序盤のテーマとして「自分たちの土俵に持っていきたい。アンストラクチャー（陣形が整っていない混沌とした状態）をつくっていく、ということと、相手を早く疲れさせるために、オーバーワークをさせるようにしたい」と語った。

　6日は午後7時15分キックオフ。当日午後7時の熊谷市の予報は、気温29・5度、湿度70％。蒸し暑い条件が予想される。日本特有の気候をプラスに生かしながら、「相手の土俵に立つと勢いで持っていかれる。相手のスローペースにさせないように」とプランを挙げた。スクラムやラインアウトといったセットプレーが多くなることが「スローペース」であり、日本にとって不利になる。世界一セットプレーが強いと言われる南アフリカにそうさせないよう、ゲームをコントロールしていく。