カド番豪栄道、右肩不安なし!出稽古で投げ技に手応え「追い詰められた方が力が出る」

[ 2019年9月4日 16:04 ]

時津風部屋への出稽古で豊山らと相撲を取った豪栄道(右)
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 右肩の負傷で7月の大相撲名古屋場所を途中休場し、秋場所(8日初日、両国国技館)を8度目のカド番で迎える大関・豪栄道(33=境川部屋)が4日、東京都墨田区の時津風部屋に出稽古し、平幕の豊山(時津風部屋)、千代大龍(九重部屋)と9番取って全勝だった。

 最初に指名した豊山をいきなり右下手投げで転がすと、その後も右を差してからの投げを多用した。千代大龍との最初の一番までの6番で4勝が投げ技。「意識的に右を使った。(投げは)使っていかないといけない。違和感なくできたので良かった」と右肩の不安はなくなった様子だ。

 立ち合いの踏み込みについても「良くなってきた」と手応えをつかんでいる。16年秋場所では史上初のカド番での全勝優勝を飾っている大関は「追い詰められた方が力が出る。そこ(カド番)はマイナスになっていない。プラスに考えていく」と前を向いていた。

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2019年9月4日のニュース