スクラム最強の南ア戦のカギは?PR具「8人で崩させない。同じ方向が大事」

[ 2019年9月4日 19:18 ]

<ラグビー日本代表練習>笑顔で会見する具(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 ラグビー日本代表が4日、6日の南アフリカ戦(熊谷)のメンバーを発表した。先発する右プロップ具智元(グジウォン、25=ホンダ)が取材対応し、「相手は大きくて、力強いスクラムを組んでくる。1番が回したり、3番が回したりしてくる。8人で固まって押したい」と、決意を口にした。

 相手の第一列は、左プロップ・キツホフ(125キロ)、フッカー・マークス(117キロ)、右プロップ・マルヘルベ(125キロ)。対するジャパンは、左プロップ稲垣(116キロ)、フッカー坂手(104キロ)、右プロップ具(122キロ)と、体重では劣勢だ。FW先発8人の平均体重を比べても、南アが117・25キロ、ジャパンが111・5キロ。差は顕著だ。

 世界列強との体格差を埋めるべく、8月の網走合宿では、これまでのスクラムの取り組みの総仕上げに入った。そこで収穫があったという。「8人でカチっと組めている感覚がある。南アフリカは大きくて強い。どっちかに回されると崩れる。8人で崩させない。同じ方向が大事」。スクラム最強国の揺さぶりに動じず、一枚岩になることが大事だと、何度も口にした。

続きを表示

2019年9月4日のニュース