高山 110メートル障害日本新13秒30 自身の記録0秒06更新

[ 2019年7月28日 05:30 ]

男子110メートル障害、13秒30の日本新記録で優勝した高山峻野(中央)
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 陸上の世界選手権(9月27日開幕、ドーハ)男子110メートル障害代表の高山峻野(24=ゼンリン)が27日、実業団学生対抗(ShonanBMWスタジアム平塚)の同種目に出場し、13秒30の日本新記録をマークした。追い風1・9メートルの好条件で自身の日本記録を0秒06更新。東京五輪の参加標準記録も突破した。

 最高の追い風を受けて疾走した。ゴール後にタイムを確認すると「よっしゃー」。普段は冷静沈着な男が、今季の世界ランク12位タイとなる好記録に雄叫びを上げた。金井、泉谷の2選手も同じ13秒36の日本記録で並んでいたが、これで一歩リード。来月、福井でのレースは3選手がそろい踏みする。「割と限界点まできているが、やるしかない」と意地を口にした。

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2019年7月28日のニュース