白井健三、世界大会6年連続出場でストップも苦しい状況乗り越え「何の後悔もなく、この試合を終えられた」

[ 2019年6月23日 17:15 ]

体操・全日本種目別選手権最終日 ( 2019年6月23日    高崎アリーナ )

<全日本種目別選手権決勝>ゆかの演技をする白井健三(撮影・小海途 良幹)
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 男子の白井健三(22=日体大大学院)は13年から続いていた世界選手権&五輪の世界大会出場が6年連続でストップした。

 春に左足首を痛めた影響で全日本選手権、NHK杯と得点を伸ばせず世界選手権代表争いで厳しい状況に。この日の床運動では好演技を披露し今季自己ベストの14・900点をマークしたものの、15・033点で優勝した南一輝(仙台大)、15・000点で2位の早坂尚人(セントラルスポーツ)に及ばない3位で、同種目の連覇も6で止まった。

 跳馬は14・433点で5位、鉄棒は2度の落下があり11・200点で8位だった。

 春の苦しい状況を乗り越え、「体操ができる喜びとか、初心に戻って基礎的な感情を噛みしめることができた。NHK杯からの1カ月はすごく練習してきたし、何の後悔もなく、この試合を終えられた」とし、代表入りを逃したことについては「あまりショックじゃない」と話していた。

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2019年6月23日のニュース