選考外の村上茉愛が跳馬V、表彰式での涙の理由は…

[ 2019年6月23日 13:37 ]

体操・全日本種目別選手権最終日 ( 2019年6月23日    高崎アリーナ )

<全日本種目別選手権決勝>表彰式で涙を流す村上茉愛(左)=撮影・小海途 良幹
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 女子の跳馬で村上茉愛(22=日体ク)が圧勝で6年ぶり2度目の優勝を飾った。1本目に着地をピタリと止めて14・500点をマークすると、2本目も13・733点とまとめて平均14・116点。2位の青木梨奈(JGC)に0・533点差をつけた。

 5月のNHK杯を腰痛で棄権し、世界選手権(10月、ドイツ)の選考基準を満たせず。その後、今大会での演技を見た上で特例での代表選出が検討されたが、日本協会の理事会で否決された。

 まだコンディションは万全に程遠い中、昨年の世界選手権個人総合銀メダルの意地と存在感を見せつけた。「痛みを抱えた中でやりきることと、みなさんへの感謝を込めて演技するのが目標だった。出ると決めて良かった」と振り返った。

 代表入りが不可能なことについて、大会前に心の整理はついているはずだったが、代表5人の姿を見ると感情が揺れた。「30%くらい悔しい気持ちがあって。なるべく泣かないようにしようと思ったけど、こういう結果になったのも自分のせい」と表彰式で流した涙の要因の1つとなった。

 世界選手権は20年東京五輪の団体出場枠が懸かる。米国、ロシア、中国を除く上位9チームに日本が入ることを、村上は祈るしかない。「(五輪の)権利を取ってこられるメンバー。大丈夫と思いたいし、思っている。頑張れってことしか言えない」とエールを送った。

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