12歳玉井4位 表彰台を逃し涙…東京五輪「狙う」

[ 2019年6月9日 05:30 ]

男子高飛び込みで4位に入り取材に応じる玉井
Photo By 共同

 飛び込みグランプリ(GP)スペイン大会が7日マドリードで行われ、男子高飛び込みの12歳、玉井陸斗(宝塚JSS、写真、共同)がシニアの国際大会にデビューし、377・85点で4位に入った。兵庫・高司中1年の玉井は予選を387・60点、準決勝を413・70点で勝ち抜いた。6人で争う決勝はミスが重なり、3位と7・45点差で表彰台を逃した。8日の男子板飛び込み予選では200・60点の34位にとどまり、準決勝進出を逃した。

 玉井は決勝では好演技がそろわず、準決勝を35・85点も下回った。表彰台をあと一歩で逃し、悔し涙を流した。1日に予選、準決勝、決勝を戦い抜く日程は初めてで「緊張は少なかったけれど、会場は初めてでやりづらかった。疲れました」。来年の東京五輪に向けた第一歩を踏み出した12歳は「集中していたので、そんなことは考えていなかったけれど、そういうのも狙っていけたらいいなと思う」と五輪への思いを新たにした。

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2019年6月9日のニュース