1カ月ぶりの復帰 石川遼 通算1アンダーでフィニッシュ「腰の怖さもなくなっている。次も楽しみ」

[ 2019年6月9日 14:57 ]

男子ゴルフ 日本ゴルフツアー選手権森ビル杯最終日 ( 2019年6月9日    茨城県笠間市 宍戸ヒルズCC西C(7387ヤード、パー71) )

 石川遼(27=CASIO)が70で回り、通算1アンダーでホールアウトした。

 きっかけは初日の18番のドライバーショットだった。アッパーで打つ意識でスイングしたところ、好感触をつかんだ。それまでは1Wをアッパーで打つとアイアンに悪影響が出る感じがあった。しかし、ホールアウト後に練習場でアイアンと1Wを交互に打ち分けたところ、今までにない手応えがあったという。翌日の第2ラウンドは日没サスペンデッドとなったものの、3日目に持ち越し分を消化して10年大会以来3度目の予選通過を果たした。

 そして迎えた最終日もドライバーショットは引き続き好調だった。「ドライバーがよくなってきた感じがあったので、きょうはどれくらい打てるかなと思っていました。でも、いい感じで打てました。ほんのさ細な1打からドライバーの感触が良くなった。昨日、今日と(打ちにくいホールは)ゼロだった」と振り返った。

 4月の開幕戦から2試合続けて腰痛で棄権。1カ月の休養を余儀なくされたが、再発の不安はなくなった。「腰の怖さもなくなっている。次の試合も本当に楽しみ」。次戦のダンロップ・スリクソン福島オープン(27日開幕、グランディ那須白河GC)で完全復活した姿をファンに見せたいところだ。

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2019年6月9日のニュース