伊沢、初V射程!7位浮上 3打差もノリノリ「米国へ行っちゃおう」

[ 2019年6月9日 05:30 ]

米シニアゴルフPGAツアーチャンピオンズ マスターカード・ジャパン選手権第2日 ( 2019年6月8日    千葉県成田市 成田GC=7151ヤード、パー72 )

第2ラウンド、通算5アンダーで7位の伊沢
Photo By 共同

 首位と4打差から出た伊沢利光(51)が後半33と巻き返して70とし、通算5アンダー、139で3打差の7位に浮上した。最終日にシニアツアー初優勝に挑む。首位には通算8アンダーに伸ばしたスコット・マキャロン(53=米国)が立ち、初日トップのケン・タニガワ(51=米国)は77と乱れ、通算2アンダーで18位まで後退した。

 前半37と苦しんだ伊沢が10番パー5でのバーディーで勢いに乗る。11番では約15メートルのパーパットをねじ込むと14番でバーディー。17番では5つ目のバーディーを奪った。日本勢最高の7位に「11番が大きかった。全体的に悪くないね」と振り返った。

 プロを目指す長男、丈一郎君(近大福岡)が競技会に出場するようになった。「時々は一緒に回るけど、自分のことで精いっぱい」と言いながら、うれしそうで、大きな刺激になっている。

 レギュラーツアーでは2度賞金王に輝いたが、2年目となるシニアツアーではまだ勝利がない。3打差は十分狙える位置。大会優勝者にはチャンピオンズツアーのシード権が与えられるとあって「勝って米国へ行っちゃおうか」と本音ともとれる言葉も飛び出した。

続きを表示

2019年6月9日のニュース