ブルースが初優勝に王手 敵地ボストンでブルーインズを撃破して3勝目

[ 2019年6月7日 12:34 ]

先制ゴールを挙げたオライリーを囲むブルースの選手たち(AP)
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 北米アイスホッケー・リーグ(NHL)の王者を決めるスタンレー杯決勝は6日にボストンで第5戦を行い、49年ぶり4回目の決勝進出となったブルース(西地区)が、過去6回の優勝を誇るブルーインズ(東地区)を2―1で下して3勝2敗。1勝2敗から白星を2つ並べ、エクスパンション(球団拡張)によるリーグ加盟から、52シーズン目にして初の王座獲得にあと1勝と迫った。

 試合は第4戦で2ゴールを挙げたセンター(C)のライアン・オライリー(28)が第2Pの開始55秒、レフトウイング(LW)のザック・サンフォード(24)の“ノールック”によるアシストを受けて先制ゴール。第3Pの10分36秒にはLWデビッド・ペロン(31)がチーム2点目となるゴールをたたきこんだ。

 ブルーインズは第3Pの13分32秒、LWのジェイク・デブラスク(22)がゴールを奪ったが反撃もここまで。ブルースのGKジョーダン・ビニントン(25)は38セーブを挙げてブルーインズに追加点を許さなかった。

 ブルースはリーグ加盟初年度から1970年まで3季連続で決勝に進出したが、68年と69年にはカナディアンズ、70年には現在対戦しているブルーインズにいずれも4戦全敗で敗退。しかし今季は4度目の決勝進出でついに初優勝に王手をかけた。なお第6戦はブルースの地元セントルイスで9日(日本時間10日)に行われる。

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