萩野に聞く ビシバシ泳ぎ始めるのは「時の流れに身を任せ」

[ 2019年6月7日 05:30 ]

取材に応じ笑顔を見せる萩野
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 【萩野に聞く】

 ――休養を決めた理由を。
 「コナミオープンは練習を一生懸命頑張ったつもりだったが、うまく泳げなかった。正直、つらい、怖いと感じるようになった。その状況で日本選手権に出ても、と思ったし、そこから夏へのスタートのはずが、そこで今年が終わる気がした」

 ――休養している間は何を考えた?
 「それまでは、1人でレースしているわけじゃないけど、凄く窮屈になっていて寂しかった。友人も含めて、たくさんの人に会って応援パワーをもらうことで、少しずつ前を向く元気をもらえた」

 ――日本選手権はどんな思いで見ていた?
 「みんな必死に頑張っているんだなと。僕も時間はかかるかもしれないけど、またあの舞台に立ちたいと」

 ――手術した肘の調子とか体の状態は?
 「肘は問題ない。体全体の使い方を、もう1回ビシバシやる時に完璧な状態にしようと思ってやっている」

 ――ビシバシ泳ぎ始めるのは、いつ。
 「これは時の流れに身を任せるで。テレサ・テンです(笑い)」

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