今季初先発の徳永「何とか1勝を」 サンウルブズ 明日今季国内最終戦

[ 2019年5月31日 19:05 ]

ブランビーズ戦に向けて前日練習を行う浅原拓真(手前左)と徳永祥尭(同右)
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 今季最後のホームゲームで、今度こそ笑う。スーパーラグビー(SR)のサンウルブズは31日、あす1日に行われる第16節ブランビーズ戦(午後2時15分開始、東京・秩父宮ラグビー場)に向けて、会場で前日練習を行った。今季の国内試合(全て秩父宮)は、現在まで5戦5敗。最後の国内試合、そしてSR参入1年目から続く国内試合勝利継続に向けて、23人は連係の確認などを行った。

 サンウルブズは3試合を残し、ここまで2勝11敗。2勝は3月2日のチーフス戦(30―15)、3月29日のワラタス戦(31―29)といずれも海外でのアウエーゲームだ。3月までにプレーオフの常連チームを敵地で破ったことで、過去最多勝利(18年の3勝)更新に大きな期待が集まった時期もあったが、2勝目以降は2度の零敗を含む6連敗。記録更新はおろか、昨季の3勝に並べるかどうかの瀬戸際に立っている。

 先発するプロップ浅原拓真(東芝)は「何とか勝ちたい。もしかしたら(自身)最後のサンウルブズでの試合になるかも知れないので」と気合十分。今季初先発となるフランカー徳永祥尭(東芝)も「ホームはめちゃくちゃ応援される。何とか1勝したい」と必勝を誓い、「まずはファンのためにプレーする。(W杯代表入りは)その後に付いてくる」と目の前の試合に集中する姿勢を示した。

 試合は「秩父宮みなとラグビーまつり2019」のメインイベントとして開催され、秩父宮ラグビー場前のスタジアム通りに交通規制が掛かり、約50の露店がお目見えする。正面入場口前の特設ステージではトークショーなども開催される。

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2019年5月31日のニュース