木下 令和初アルバトロス!“ライバル”松山に追いつくゾ

[ 2019年5月31日 05:30 ]

男子ゴルフツアー ミズノ・オープン第1日 ( 2019年5月30日    茨城県 ザ・ロイヤルGC=8016ヤード、パー72 )

6番、ティーショットを放つ木下(撮影・沢田 明徳)
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 昨年、初の賞金シードを獲得した木下稜介(27=ハートランド)が、3番パー5でアルバトロスを達成。令和では男女を通じて国内ツアー初となる快挙で69をマークし、首位と2打差の4位と好スタートを切った。ディラン・ペリー(24=オーストラリア)と金庚泰(32=韓国)が5アンダーの首位。和田章太郎(23=ディライトワークス)が1打差の4アンダー、3位から追う展開となった。

 会心の当たりも、フォローの風に乗ってグリーン奥にこぼれたと思っていた。570ヤードの3番パー5。3Iで残り245ヤードの第2打を放った木下稜がボールを捜しに行こうとすると、同組のキューから「カップチェック」と言われた。半信半疑でカップをのぞくと、ボールを発見。思わず叫んだ。

 「うわ!入ってる!」

 自身初のアルバトロスは、国内男子ツアー今季2人目ながら、令和では初。グリーンエッジ手前5ヤード地点から転がり、旗竿に当たってカップインした。「ギャラリーが1人いらっしゃったんですが、反応がなくて、奥かなと(笑い)。アルバトロスは一生に一度あるかないか。超うれしかった」。アルバトロス、2バーディー、2ボギーの69で今季初の1桁発進に声が弾んだ。

 奈良出身の27歳。高校は地元を離れ、香川西を選んだ。同じ四国の明徳義塾に在学していた松山英樹としのぎを削った“松山世代”の一人。米ツアーの第一線で戦う同期を「今は足元にも及ばない」と話すが、自身も将来的な米ツアー参戦を目標に掲げる。昨年には松山にLINEを送り、アプローチの打ち方を尋ねたこともあった。貪欲な姿勢で初シード権を獲得。「日本で頑張って早く米国に行って英樹に追いつきたい」と一歩ずつ背中を追っている。

 今大会は有資格者を除く上位4人に7月の海外メジャー、全英オープン出場権が与えられる。「今は意識せずにやる。明日もアンダーパーで回れたら」。初優勝で憧れの舞台への切符を獲得すれば、アルバトロス以上の喜びになる。

 ◆木下 稜介(きのした・りょうすけ)1991年(平3)7月16日生まれ、奈良県北葛城郡出身の27歳。10歳からゴルフを始め、香川西時代の09年には全国高校選手権2位。大阪学院大卒業後の13年末にプロ転向し、同年のQT3位の資格で翌14年にツアーデビューした。18年に賞金ランク54位に入り、初のシード権を獲得。得意クラブはアイアンで、憧れの選手はタイガー・ウッズ。家族は両親と弟。1メートル74、75キロ。

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