白鵬 朝稽古せず病院で検査 宮城野親方「無理すると稀勢の里みたいになってしまう」

[ 2019年5月8日 11:36 ]

白鵬
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 横綱・白鵬(34=宮城野部屋)は右腕のケガの影響で8日の朝稽古を休んだ。師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)は横綱の状態について「きょう病院で検査してもらう。(上腕の筋肉が切れて)残っているのが3割しかないと言っていたから、それがくっついていればいいけど。医師からは1カ月半かかると言われていた」と説明した。

 白鵬は3月の春場所千秋楽で右上腕を痛め、その後の春巡業や6日の稽古総見で相撲を取る稽古ができていない。現状では12日から始まる夏場所(両国国技館)の出場も厳しい見通しだ。

 宮城野親方は「本人は出たがっているけど、病院に行ってちゃんと聞いてからじゃないといけないから。無理はさせられない。無理すると稀勢の里(のケガ)のようになってしまう」と話していた。師弟であす9日話し合いを行い、出場の可否を決断する見通しだ。

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2019年5月8日のニュース