白鵬「成長させてもらった」42度優勝の平成から飛躍の令和へ

大相撲夏場所　新番付発表

新番付表の「令和元年」を指さす白鵬（撮影・篠原　岳夫）
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　全勝で春場所を制した白鵬は都内で会見。42度の優勝を刻んだ平成を「成長させてもらった」と振り返り、「これからも成長していかないと」とさらなる飛躍を期した。

　春場所で右上腕の筋肉を断裂し、春巡業は相撲を取る稽古ができなかった。医師から「10あったものが10にはならないと言われた」というが、「だんだん動く状態になってきた」。炎鵬が新入幕、石浦が幕内に残留したことで部屋の力士だけで横綱土俵入りができることを「うれしい」と喜び、令和最初の優勝について「そういうものがモチベーション」と2場所連続優勝を見据えた。