内村航平 37位でまさかの予選落ち、平行棒で左肩痛め苦悶の表情浮かべる

[ 2019年4月26日 17:54 ]

体操・全日本選手権第1日 ( 2019年4月26日    群馬・高崎アリーナ )

<全日本体操個人総合選手権 予選>平行棒で落下し苦痛に顔を歪める内村(撮影・西海健太郎)
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 個人総合の男子予選が行われ、五輪連覇の内村航平(リンガーハット)は、5種目目の平行棒で左肩を痛めて落下。80・232点で37位となり、28日の決勝に進出できる上位30人に入れなかった。

 昨秋の世界選手権後に左肩を痛め、今年に入って右肩にも痛みが出た。26日の会見では「何とか試合はできるかなという状態」としていたが、1種目目の床運動から精彩を欠き、あん馬では落下。そして5種目目の平行棒で限界に達した。

 今大会は世界選手権(10月、ドイツ)の代表選考会を兼ねており、28日の決勝と5月のNHK杯を合わせて上位3人がまず代表に決定。NHK杯は全日本決勝の30人が出場するため、内村の個人総合での代表入りは消えた。

 残り2人は全日本、NHK杯に加え6月の全日本種目別の予選、決勝を含めた5試合のうち各種目の高得点上位3試合の平均点で、団体総合での得点が最高となる選手が選ばれる。この日、最終種目で得意の鉄棒は完遂したがスコアを伸ばせず、世界選手権の代表入りは極めて厳しくなった。

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