内村航平の予選落ちに衝撃…首位の谷川翔「体操は怖い」

[ 2019年4月26日 20:41 ]

体操・全日本選手権第1日 ( 2019年4月26日    群馬・高崎アリーナ )

<全日本体操個人総合選手権 男子予選>あん馬で華麗な演技を見せる谷川翔(撮影・西海健太郎)   
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男子個人総合予選で内村航平(リンガーハット)が予選落ちした衝撃は大きかった。18年優勝でこの日も85・566点をマークして首位に立った谷川翔(順大)は、内村のあん馬と平行棒の落下、鉄棒の着地ミスを見た。「内村さんでもこういうことがあるんだ。体操は怖い」と話した。

 白井健三(日体大大学院)は得意の床運動で13・466点とスコアを伸ばせず、82・031点で予選21位。初めて代表入りした13年世界選手権以降、内村とともに体操ニッポンを支えてきただけに「(内村と)積んできた日々は、一瞬では言葉にならない。かけたい言葉は今は何もない」と話すにとどめた。

 世界選手権(10月、ドイツ)は内村不在での戦いとなる可能性が高い。「ここまで崩れるのは予想外だった」と振り返った水鳥寿思男子強化本部長は「まだ代表5人が決まったわけではない」とした上で、「東京五輪に向けて内村がいない中で戦う機会があるのは全体が強くなるチャンス」と話した。

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2019年4月26日のニュース