川内 ほろ苦プロ初陣も批判の少なさに「世の中は優しかった」

[ 2019年4月18日 05:30 ]

帰国した川内は報道陣の質問に答える(撮影・島崎忠彦)
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 ボストンマラソンで17位に終わった川内優輝(32=あいおいニッセイ同和損保)が成田空港に帰国した。連覇を狙ったプロ初陣はほろ苦い結果。それでも「覚悟していた」批判は想定より少なく、「公務員の時は職場に苦情の電話が来て、同僚に迷惑を掛けていた。惨敗したのにこれくらいで済むとは…世の中は優しかったです」と周囲を笑わせた。

 フルマラソンは現在93回連続で20位以内に入っており「100回連続20位以内でギネス申請してみようかな」というプランも披露。次のフルマラソンは7月のゴールドコースト(オーストラリア)。「サブ20」(2時間20分切り)の世界最多記録に続くギネス認定も見据え「しっかり結果を残したい」と意気込んだ。


《日本人トップ・12位井上「まだ力不足」》 日本人トップの12位だった井上大仁(26=MHPS)も同便で帰国。「まだ力不足。日本人トップと言われるけど、結果は12番。もっと上を見ないと」と厳しい言葉を並べた。一方で序盤から先頭に立つレース内容に「これまではついていくのがいっぱいいっぱいだったけど、集団の動きといった周りの見え方が違ってきた」と手応えも口にした。

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