森喜朗名誉会長 唐突な辞任 理事や幹部の若返りを促す発言も

[ 2019年4月18日 05:30 ]

森喜朗氏
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 日本ラグビー協会は都内で理事会を開き、森喜朗名誉会長(81)が名誉会長職を辞する意向を明かし、その場で退任が決まった。森氏はこの日の理事会に急きょ出席。自ら「ラグビーの手伝いはしていくが、名誉会長職は辞したい」と表明したという。坂本典幸専務理事は「唐突なので驚いている」と語った。

 また森氏は理事会終了後に約40分間独演。W杯に向けて日本協会と3地域協会との連携が薄く盛り上がりを欠いていること、協会のガバナンスに問題があることなどについて、岡村正会長(80)を名指しで批判。6月の理事改選で理事や幹部の若返りを促す発言をしたという。名誉会長退任も岡村氏にポストを譲る意図があるとみられ、事実上の退任勧告と言えそうだ。

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2019年4月18日のニュース