【中嶋常幸 密着オーガスタ】以前の“強いタイガー”見ているよう

[ 2019年4月14日 07:37 ]

米男子ゴルフ マスターズ 第2日 ( 2019年4月12日    オーガスタ・ナショナルGC=7475ヤード、パー72 )

15番でバーディーを奪いガッツポーズするウッズ(AP)
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 ウッズは体の状態がとてもいいようだ。スイングを見ても、どこか痛そうだとか、悪そうだなと思わせるところが少しもない。グリーン左に池が広がる11番では、第2打を左サイドに切ってあるピンのさらに左に打った。そこにボールを置けば上りのラインになる。でも、池が気になり簡単には打てない。それを狙い通りに打てたのは、ショットがそれだけ切れている証だ。

 一番良かったのはパットだ。自信を持ってストロークしているし、ラインにも乗るようになった。9番では10メートル以上あるバーディーパットを勢いよくカップに放り込んだ。11、15番も本当にいいパットをしていた。以前の“強いタイガー”を見る思いだ。グリーンは雨が降って止まりやすくなっている。その分、ラインの切れ方も微妙に変化する。そうした中で、コースを知り尽くしているウッズは上位の中で一つ優位ではないかとみている。

 日本勢では松山と小平が2つスコアを伸ばした。でも松山はまだまだ。自分の中で消化しきれていないものを一生懸命消化しようとしている感じだ。100%自信が回復していないのに、強引に狙いにいってミスをしている。ただ、それでも予選はクリアした。首位とは8打差。3日目にビッグスコアを出せれば、優勝争いにも絡むことができるはずだ。

 小平はショットがしっかりしていた。自分のやるべきことをやりきれている印象だ。アマチュアの金谷は伸び伸びとプレーしている。16番で難しいバーディーパットを決めて予選を通ったのは見事だった。今平は残念ながら予選落ちしたが、初出場で感じることも多かっただろう。日本ツアーに帰ってそれを成長の糧に、またここに戻ってきてもらいたい。(プロゴルファー)

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