奈紗1差2位 ショットもパットも絶好調、8バーディー奪取

[ 2019年4月1日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー 起亜クラシック第3日 ( 2019年3月30日    カルフォルニア州 アピアラGC=6609ヤード、パー72 )

3番でティーショットを放つ畑岡
Photo By 共同

 第3ラウンドが行われ、9位で出た畑岡奈紗(20=森ビル)は8バーディー、ボギーなしで64をマークし、通算13アンダー、203で1打差の2位に浮上。67で回った朴仁妃(30=韓国)が14アンダーで首位。野村敏京(26=Q CELLS)は68と伸ばし、通算6アンダーで18位。ともに74だった上原彩子(35=モスバーガー)はイーブンパーで57位、横峯さくら(33=エプソン)は1オーバーで64位に後退した。

 ショット、パットともさえ渡り、一気に優勝戦線に浮上した畑岡の表情が緩んだ。最終18番の第2打。残り128ヤードから9Iでピンそば50センチにつけるスーパーショットを披露。8つ目のバーディーを奪うと大歓声に満面の笑みで応えた。

 「ほとんどパットを外さず凄くいいラウンドだった。ショットもさえて100点」。出だしの1番で1・2メートルにつけバーディー発進。2番は2メートル近い返しのパーパットをきっちり沈め「あれで流れを切らさなかった」と拳を握りしめた。5番パー5はラフから打った第3打を30センチにつけるなど31で折り返した。

 後半は復調著しいパットがピンチを救った。12番で4メートルを沈め、グリーンの広い15番は残り25メートルを残しながら2・5メートルに寄せてパーセーブ。「パットのフィーリングが良く、どこからでも狙っていけた」と自信をのぞかせた。メジャー7勝を誇る朴仁妃を1打差で追う最終ラウンド。「緊張するけど、プレーに入れば集中できる。勝った経験は大きい。しっかり自分のゴルフを貫きたい」と米3勝目へ力強く締めた。

続きを表示

2019年4月1日のニュース