ゴンザガに続きデュークも敗退 NCAAトーナメントで波乱相次ぐ

[ 2019年4月1日 11:20 ]

歓喜するミシガン州立大の選手たち(AP)
Photo By AP

 男子バスケのNCAAトーナメント(全米大学選手権)は31日に地区決勝の残り2試合を行い、東部地区(ワシントンDC)では優勝候補の筆頭だった第1シードのデューク大が67―68(前半30―34)で第2シードのミシガン州立大に屈して敗退。今季のシーズンMVP候補でもあるザイオン・ウィリアムソン(1年)が24得点、14リバウンドをマークしたが接戦をものにできなかった。

 地区第1シード校の敗退は八村塁(3年)が所属しているゴンザガ大(西部地区決勝)、NBAホーネッツのマイケル・ジョーダン・オーナーの母校でもあるノースカロライナ大(中西部地区準決勝)に続いて3校目。デューク大では、ウィリアムソンとともにNBAドラフトで上位指名が確実視されているR・J・バレット(1年)も21得点を挙げたが、66―68で迎えた後半残り6秒、フリースローの1本目を外して同点機を逃した。

 NBAレイカーズのマジック・ジョンソン球団社長の母校でもあるミシガン州立大は32勝6敗。65―66となっていた後半残り39秒にケニー・ゴ―インズ(4年)が起死回生の3点シュートを決め、4年ぶり9回目のファイナル進出を果たした。

 中西部地区決勝(ミズーリ州カンザスシティー)では、第5シードでNBA元サンズのチャールズ・バークリーの母校でもあるオーバーン大が、77―71(前半30―35)で第2シードのケンタッキー大を退け、NCAAトーナメント10回目の出場で初めてファイナル4に進出。所属カンファレンス、SECの4位からの地区制覇で、レギュラーシーズン終盤からこれで12連勝となった。

 なお今年のファイナル4は6日と8日にミネソタ州ミネアポリスにあるUSバンク・スタジアムで開催。前日の西部地区決勝でゴンザガ大を下してオーバーン大同様に初出場を決めたテキサス工科大は、ミシガン州立大と顔を合わせる。

 <ファイナル4のカード>

 ▼6日(日本時間7日)=ミシガン州立大(東部地区第2シード)対テキサス工科大(西部地区第3シード)、バージニア大(南部地区第1シード)対オーバーン大(中西部地区第5シード)

 
 

続きを表示

この記事のフォト

2019年4月1日のニュース