松山 世界1位ダスティン撃破 敗退決定も意地 マスターズへ弾み

[ 2019年3月31日 05:30 ]

世界選手権シリーズ・デルテクノロジーズ・マッチプレー第3日 ( 2019年3月29日    テキサス州 オースティンCC 7108ヤード、パー71 )

1次リーグ最終戦、12番でティーショットの行方を見つめる松山英樹(左)。右は対戦相手のダスティン・ジョンソン(共同)
Photo By 共同

 最後に意地を見せ、世界ランキング1位のD・ジョンソンを撃破。松山は勝利の喜びはもちろん、復調を示したパットの手応えに満足そうな表情を浮かべた。「何より昨日までなかった感覚が出た。(8位に入った)プレーヤーズ選手権で良くなったような感じ」

 2番で5メートルを決め、3番ではフックラインにタッチを合わせて連続バーディー。10番では相手が1・5メートルを外すなかで、5メートルの複雑なラインを読み解いてバーディー。「10番で流れが良くなった」と加速し、13番まで4ホール続けて取って突き放した。生命線のショットも上向きで、12番では下り斜面を利用して415ヤードのティーショットからイーグルを奪った。マスターズ開幕まで約2週間。決勝進出は逃したが「いいプレーがプレーヤーズ選手権(の週末)と今日とできた。自信を持っていいと思う」と日本のエースは表情を引き締めた。

続きを表示

2019年3月31日のニュース