左手薬指負傷の紀平は「第二関節の亜脱臼」 “手負い”もSPでトリプルアクセル挑戦へ

[ 2019年2月7日 10:57 ]

<四大陸選手権女子滑走順抽選>滑走順抽選を終えた左から紀平梨花、坂本花織、三原舞依(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケートの四大陸選手権(米国カリフォルニア州アナハイム)の公式練習中に左手薬指を負傷した紀平梨花(16=関大KFSC)の症状について、日本スケート連盟の小林芳子強化部長(63)が6日、試合会場で説明した。日本スケート連盟に帯同している医師から「左手薬指第二関節の亜脱臼」と診断されたという。

 紀平は5日の練習でジャンプの際に転倒し、左手薬指を痛めた。昨年、骨折をした場所だった。6日の朝に現地の病院でX線を撮り、日本スケート連盟に帯同する医師が診断した。

 紀平はこの日、医師の診断が出る前の段階で「どちらにしろ痛いのは痛いので、どうにかなればって」と語っていた。

 午前の練習には15分遅れて参加。武器のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳ばなかったが、午後の練習でチャレンジし、2回成功させた。浜田美栄コーチは、7日(日本時間8日)のショートプログラムでの大技投入について「跳ぶでしょう」と語り、演技構成を落とさない方向性を示した。

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2019年2月7日のニュース