桐生第一 初出場最多110得点!元ジャパン霜村監督ド派手に花園1勝

[ 2018年12月29日 10:34 ]

第98回全国高校ラグビー第2日・1回戦   桐生第一110-0米子工 ( 2018年12月28日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<米子工・桐生第一>後半16分、左隅にトライを決める桐生第一・藤生(撮影・北條 貴史)  
Photo By スポニチ

 元ジャパンの霜村誠一監督(37)率いる桐生第一(群馬)がど派手に花園初勝利を挙げた。110―0で米子工(鳥取)に勝利。初出場校の最多得点記録を樹立した。

 「選手が思った以上に力を出してくれた」

 関東学院大とパナソニックで日本一を経験した名バックス。引退後に体育教師になり、4年目を迎えた。岡谷工の勝野大監督とともに、元日本代表の指導者が2回戦へ進んだ。

 生徒の信頼は厚い。フランカー新井穂主将は、中学でラグビーをやめるつもりだったが、指揮官に誘われて入学した。その指導方法を、「タックルをする時も根性論でなく、霜村先生は技術が70%、気持ちが30%という指導をする。タックルに行くまでの動きを、見本を見せてくれる」と、尊敬の念を込める。守備が光った霜村監督の教えは、色濃く生徒に受け継がれている。

 次戦はBシードの常翔学園(大阪第3)。破壊力ある攻撃を、元ジャパン仕込みの守りで立ち向かう。

続きを表示

この記事のフォト

2018年12月29日のニュース