貴景勝稽古納め 年明けから「エンジン全開でいきたい」

[ 2018年12月29日 05:30 ]

1年最後の稽古を終える貴景勝(右端)
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 大相撲の新関脇・貴景勝(22=千賀ノ浦部屋)が28日、東京都台東区の同部屋で番付発表後、初めて相撲を取る稽古を行った。十両2枚目・隆の勝を相手に10勝2敗。相手が「踏み込みが速くて鋭かった。懐に入らないと止められない」と舌を巻く内容。貴景勝は「(相手は)強い押し相撲。体幹の力を使えて、いい稽古になった」と充実感を見せた。

 この日が年内最後の稽古になった。「この一年早かった。(昨年末の)新小結の会見がこの間のよう」と激動の日々を振り返った。新年は3日から始動する。大関昇進に挑む初場所(来年1月13日初日、両国国技館)へ「休み明けの稽古からエンジン全開でいきたい」と力強く宣言した。

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