【18年物故者追悼】輪島さん“黄金の左”で輪湖時代 破天荒な私生活も

[ 2018年12月29日 09:17 ]

“黄金の左”を武器に番付を駆け上がった輪島さん
Photo By スポニチ

 輪島大士さん(元大相撲第54代横綱・輪島、プロレスラー)は日大相撲部で2度の学生横綱となり、70年初場所で幕下付け出しデビュー。「黄金の左」と呼ばれた左下手からの攻めで番付を駆け上がり、73年夏場所後に横綱に昇進した。幕内優勝は14回を数え、横綱・北の湖と「輪湖時代」を築いた。

 外車で場所入りするなど派手な生活ぶりも注目を集めた。引退後は花籠部屋を継承したが金銭トラブルで85年に廃業。その後はプロレスラー、タレントなどで活動。晩年は咽頭がんの手術を受け、発声が困難な状況だった。10月8日死去、享年70。

続きを表示

2018年12月29日のニュース