ミュンヘン五輪柔道金・関根忍さん死去 75歳 前立腺がん

[ 2018年12月19日 05:30 ]

死去した関根忍さん
Photo By 共同

 1972年ミュンヘン五輪の柔道男子中量級金メダリストで東京都柔道連盟会長の関根忍(せきね・しのぶ)さんが18日午前4時9分、前立腺がんのため東京都文京区の順天堂医院で死去した。75歳。自宅は東京都台東区浅草5の7の7。葬儀・告別式は26日午前10時から台東区西浅草1の5の5、東本願寺慈光殿で。喪主は妻通子(みちこ)さん。

 茨城・那珂湊一高(現那珂湊高)から中大に進み、警視庁などで活躍。中量級ながら、72年に体重無差別の全日本選手権でも優勝した。全日本柔道連盟の山下泰裕会長は「私の選手時代、関根先生は全日本のコーチ。厳しい中でもユーモアあふれる指導が心に残っております」などのコメントを発表した。

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