石川遼 逆転V圏内3打差5位 「明日につながる」18番意地のパーセーブ

[ 2018年12月1日 20:33 ]

男子ゴルフツアー日本シリーズJTカップ 第3日 ( 2018年12月1日    東京よみうりCC=7023ヤード、パー70 )

<ゴルフ日本シリーズJTカップ3日目>18番、ラフからの第2打を放つ石川遼(撮影・沢田 明徳)
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 6月のダンロップ・スリクソン・福島オープン以来となる最終組で、Y・E・ヤン、今平周吾と回った石川遼(27=CASIO)はバーディーなしの1ボギー、71とスコアをひとつ落とした。2位から5位に下がり「17番と7番…。そこで決められなかった」。7番はカップまで1メートルにつけたが、バーディーパットがカップをかすめてパー。17番も2オンしたが、強めに打ったイーグルパットがカップの左に切れ、返しのパットも入らずパー。大勢のギャラリーのため息が充満した。

 それでも難関の18番では意地のパーセーブ。第1打を大きく左に曲げたが、第2打で3メートルに寄せ、大きく曲がる下りのラインを沈めた。今平が「上から打って入れた人は見たことがない」と感心するプレーに、「ほぼ直角(に打った)。明日につながるパーだった」と石川も前向き。上位が伸ばせず争覇圏内の3打差に踏みとどまった。最終日も諦めず優勝を目指す。

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2018年12月1日のニュース