アン・シネ セクシー封印“裏街道”から逆襲 55位浮上

[ 2018年11月29日 05:30 ]

セクシー封印でツアー最終予選会に臨んでいるアン・シネ
Photo By スポニチ

 日本女子プロゴルフツアーの来季の出場権を懸けた最終予選会は28日、兵庫県加東市の東急グランドオークGC(6456ヤード、パー72)で第2ラウンドを行った。初日95位と大きく出遅れた“元祖セクシー・クイーン”アン・シネ(27=韓国)は69と逆襲に転じ、通算1オーバーの55位まで順位を上げた。“次世代セクシー・クイーン”ユ・ヒョンジュ(24=韓国)は通算2アンダーの27位。“黄金世代”三浦桃香(19=フリー)は通算3アンダーの18位と来季前半戦出場の目安となる35位以内を維持している。

 “裏街道”のインからスタートして徐々にスコアを戻し、終盤の8番パー3(172ヤード)では5Uの第1打を2・5メートルにつけて4個目のバーディー。アン・シネが95位という絶望の淵から目安の35位まで2打差の55位と来季の出場権に手が届く位置まで一気に順位を上げてきた。

 「自信を持ってプレーしよう。夜のミーティングでみんなと話し合って凄く楽な気持ちになりました」。前夜はすき焼き、ふぐ、寿司の豪華フルコースを平らげた。その中でもアン・シネが美容と活力の源と考えるのは肉料理。過酷な4日間を戦い抜くため前夜だけでなく連日「これが終わったら1カ月は見たくない」というほど大量に食している。

 「今週は特別な試合だから」とセクシー路線は封印。ダウンを着込みながらの奮闘が続いている。

続きを表示

2018年11月29日のニュース