羽生 松葉づえ姿で表彰式に出席 ファンに感謝の言葉も

[ 2018年11月18日 21:14 ]

<フィギュア・ロシア杯>松葉杖をついて表彰式に登場した羽生結弦は笑顔で手を振り引き揚げる(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート男子の羽生結弦(23=ANA)が18日、グランプリ(GP)シリーズ第5戦ロシア杯の表彰式に松葉づえ姿で出席した。

 フリーの衣装を身に着けた羽生は、足元はスニーカーで松葉づえを使用しながらレッドカーペットを歩き、苦労しながらもいつものように表彰台に飛び乗るパフォーマンスも。さらにメダルを首から下げた後は、ファンに向けて「ありがとうございました」と礼を述べた。

 羽生は17日の公式練習で、4回転ループで転倒し右足首を負傷。痛めた状態でフリーの演技をし優勝し、GPファイナル(12月6〜8日・バンクーバー)を決めたが出場は不透明な状態。 右足首は、医師の触診により前下脛腓靱帯損傷、三角靱帯損傷、腓骨筋腱損傷疑いと診断された。足首の内外とも痛めたという。それでもこの日、連盟を通じて「ファイナルへ向けて全力で治療する」とのコメントを発表した。

 エキシビションには登場しなかった。

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