張本が“もぐもぐタイム”の後に逆転「勝てて満足」東京5連勝に導いた

[ 2018年11月18日 16:49 ]

フルゲームで荘を下した張本
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 卓球のTリーグは18日、アリーナ立川立飛などで行われ、男子の東京は琉球を3−1で下し、開幕5連勝を飾った。

 第2試合に出場した世界ランク6位の東京・張本智和は、同14位の琉球・荘智淵(台湾)と対戦し、フルゲームの熱戦に。6―6から始まる最終第5ゲーム、3連続失点で6―9とされるとタイムアウトを取った。口に運んだのは、Tリーグのトップパートナー「東京ばな奈」のお菓子だった。

 17日の第5試合でも同社のお菓子を食べて勝利。追い込まれた状況で験を担いだ。「このままじゃいけない。何らかのアクションを起こそうと思った」。平昌五輪のカーリング女子で話題になった“もぐもぐタイム”のような時間を過ごして、気持ちを切り替えると怒濤(どとう)の4連続得点で盛り返し、最後はジュースの末に荘を振り切った。

 海外遠征とTリーグで多忙な日々を過ごす。疲れはあるというが、「どんな形であれ勝てて満足」と胸を張った。チームは全勝街道をひた走る。「シーズンが終わるまで全勝できるように頑張りたい」。15歳の怪物は、これからもライバルをペロリとたいらげていく。

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2018年11月18日のニュース