羽生結弦 負傷の右足首は靭帯損傷「ファイナルに向けて全力で治療する」

[ 2018年11月18日 19:57 ]

<フィギュア・ロシア杯>松葉杖をついて表彰式に登場した羽生結弦は笑顔で手を振り引き揚げる(撮影・小海途 良幹)
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 17日のフィギュアスケートGPシリーズ第5戦ロシア杯で右足首を負傷した羽生結弦(23=ANA)の診断結果が18日、日本スケート連盟から「前下脛腓靭帯損傷(ぜんかけいひそんしょう)、三角靭帯損傷(さんかくじんたいそんしょう)、腓骨筋腱損傷疑い(ひこつきんけんそんしょううたがい)」と発表された。

 足首の内外とも痛めたという。一夜明けて患部が腫れてきているという。同連盟の小林強化部長は書面で触診、視診によるものとし、「アイシングと圧迫を繰り返し、足を高くして横になる処置をしている。早くけがが治るよう心から願っている」と語った。

羽生は男子フリー当日の公式練習で4回転ループを跳んだ際、着地に失敗し、右足首をひねった。強行出場し、優勝を飾ったものの、松葉づえ姿で会場を後にしていた。

 羽生は同連盟を通じて「ファイナルに向けて全力で治療する」とコメント。12月6日からカナダ・バンクーバーで開幕するGPファイナル出場へ意欲をにじませた。

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