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大迫に瀬古氏太鼓判「2時間4分台出せる!」

[ 2018年10月9日 05:30 ]

シカゴマラソン ( 2018年10月7日    米イリノイ州シカゴ )

シカゴマラソンで日本新記録となる2時間5分50秒で3位に入った大迫
Photo By 共同

 日本勢では大迫傑(27=ナイキ)が日本新記録となる2時間5分50秒で3位に入った。今年2月の東京マラソンで設楽悠太(26=ホンダ)がマークした日本記録を、わずか8カ月余りで21秒更新、ついに5分台に突入した。日本実業団連合が設定した報奨金の1億円も獲得。条件次第では4分台突入までも見えてきた。

 日本人がたどり着いたことのない2時間5分台の世界に、大迫が3度目のマラソンでいとも簡単に到達した。「非常にうれしい。(日本新記録を出した)2月の設楽選手がモチベーションになった」。元来の負けず嫌いが大舞台で偉業をやってのけた。

 4年ぶりに復活したペースメーカーが1キロ3分のラップで引っ張り、ハーフを1時間3分4秒で折り返した。20〜25キロのペースが15分台に落ちたが、その後は5キロ14分台のハイペースが続き、先頭集団は一気に絞られた。40キロ手前で脇腹を両手でさするようなしぐさを見せるなど、優勝争いからは一時遅れたかに見えた。だが「最後の1マイル(約1・6キロ)でいけると思った」とちぎれることなく、逆にペースを上げる強さを発揮した。

 早大の大先輩で日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーも大記録に黙ってはいられない。「大迫は良い条件なら2時間4分台は出ますよ。東京マラソンのコースと気温なら出ちゃうんじゃないか。死角はないよね」と太鼓判を押した。大迫、設楽、井上大仁(25=MHPS)らが高次元でしのぎを削り合う現状を、自身の現役時代と比較し「俺や中山(竹通)、谷口(浩美)の時代に戻ってきた。男子マラソンは本物になってきたよね。(五輪でメダルの)夢が膨らんできた」と再びの“黄金時代到来に”胸を躍らせた。

 「トップを獲れなかったが、日本人でも最後まで優勝争いできると証明できた。期待してほしい」。来年3月の東京マラソン、その先の東京五輪へ“半端ない”走りを見せる。

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