元貴乃花親方、出馬なら各党争奪戦 安倍首相はスポーツ界で目玉候補探し

[ 2018年10月5日 05:30 ]

議員会館で取材に応じる元貴乃花親方
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 元貴乃花親方の“出馬説”は、引退会見を開いた9月25日夜から観測気球的な噂話として流れていた。引退表明があまりに唐突だったため、永田町では「政界進出という次のステージが用意されているのでは」と勘繰る向きが出てきたからだ。

 沖縄県知事選に敗れ総裁3期目の出足からつまずいた安倍晋三首相にとっては、求心力が低下すれば宿願の憲法改正の行方は危うく、来夏の参院選は「敗北したら退陣」(永田町関係者)ともいわれている決戦の場。なんとしてでも目玉候補が欲しい中、翌年に東京五輪を控えていることもあり「総理自身は“スポーツ選手がいい。突出した人材か指導者がいい”と言っている」と自民関係者。元貴乃花親方はうってつけで「ほかにも青山学院大陸上競技部の原晋監督の名前も挙がってきている。こっちは各党争奪戦になるだろう」という。

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