錦織 3年ぶり4強!3戦オールストレート勝ち「最後まで強気のプレーでいけた」

[ 2018年10月5日 19:42 ]

男子テニス楽天ジャパン・オープン第5日・準々決勝   錦織圭―ステファノス・シチパス ( 2018年10月5日    東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ )

<楽天ジャパンオープンテニス第5日 錦織圭・チチパス>第1セット、懸命にボールを追う錦織圭(撮影・小海途 良幹)
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 ランキング以上の実力差を見せつけた。世界ランキング12位で第3シードの錦織圭(28=日清食品)は同15位のステファノス・シチパス(20=ギリシャ)を6―3、6―3で下し、1回戦から3試合オールストレート勝ちで3年ぶりの4強入りを決めた

 「最初から最後まで凄く振り切った、いいテニスができた。最後まで強気のプレーでいけた」。第1セット、錦織は初対戦のシチパスに対し、第5ゲームで最初のブレークに成功した。しかし、フォアハンドが乱れ、ブレークバックを許したものの、すぐに修正。スピード感あふれるストロークで3ゲームを連取し、最後はバックハンドのハイボレーで観衆を沸かせた。「リターンゲームが凄く良かったのでサーブスゲームもリラックスして余裕を持ってできた。際どいところを狙える自信もあった」。第2セットも3ゲームを連取すると、そのまま押し切った。

 3年ぶりの4強進出。準決勝ではリシャール・ガスケ(32=フランス)とケビン・アンダーソン(32=南アフリカ)の勝者と対戦する。「なるべく最後まで残っていられるよう、明日も頑張りたい。いい調子で来ているので自信をもって最後までやりたい」と4年ぶり3度目の大会制覇に意欲を見せていた。

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