川崎、快幕!難敵千葉に敵地で勝利 篠山が第4Qで8得点

[ 2018年10月5日 05:30 ]

Bリーグ第1節   川崎81―72千葉 ( 2018年10月4日    船橋 )

Bリーグの開幕戦で対戦する千葉(赤のユニホーム)と川崎の選手たち
Photo By 共同

 船橋アリーナに満員となる5067人の観衆を集めて3シーズン目が開幕し、川崎がアウェーで千葉に81―72で勝利を収めた。日本代表の篠山竜青(30)が勝負どころの第4Qで8得点を挙げるなど活躍。昨季準Vの強豪を撃破し、悲願の初優勝に向けて好発進した。残りの開幕カード8試合は6日に開催される。

 勝利を決定づけたのは篠山だった。第4Q、7点リードの状況で2点シュートを3本連続で成功。74―61まで引き離し、3季目にして初の開幕白星をたぐり寄せた。日本代表のW杯アジア2次予選に出場したため、全体練習に合流したのは9月21日。限られた準備期間で結果を出し「ずっとチームとコミュニケーションは取っていたので、すんなり入れた」と笑った。代表活動期間もチームの動画共有アプリで練習内容を確認するなど、常にクラブを気にかけていた成果だった。

 7月に左足首の関節遊離体摘出手術を受けた大黒柱のファジーカスがベンチ入りしたものの、コートには立てず苦しい布陣。北監督は「最後のところの篠山のシュートが勝負を決めた」と主将の活躍に目を細めた。リーグ1年目は準優勝。2年目の昨季はチャンピオンシップ準々決勝で敗れた。親会社が東芝からDeNAに代わって、迎えた新シーズン。篠山は「勝利できて課題も見つかった。収穫は多い」と手応えを口にした。

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2018年10月5日のニュース