鶴竜 右肘関節炎で休場、19年ぶり3横綱不在 理事長が謝罪

[ 2018年7月14日 05:30 ]

大相撲名古屋場所6日目 ( 2018年7月13日    ドルフィンズアリーナ )

横綱・鶴竜
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 鶴竜が6日目の13日、日本相撲協会に「右肘関節炎で2週間の安静休務を要する見込み」との診断書を提出して休場した。5日目を終え、3勝2敗と精彩を欠いていた。

 今場所は稀勢の里が初日、白鵬は4日目から休場。3横綱全員不在は貴乃花、3代目若乃花、曙の1999年春場所以来19年ぶりで、昭和以降5度目となった。横綱が本場所で不在になるのは、一人横綱の朝青龍が3日目から休んだ06年夏場所以来。

 師匠の井筒親方(元関脇・逆鉾)は、場所前の稽古で右肘を痛めたことを明かした上で、「昨日(12日)本人と話して、力が入らないということだった。土俵入りが披露できない興行で寂しい。横綱の責任を感じているところであります」と話した。今後、東京で精密検査を受けて、夏巡業の出欠を検討する。横綱不在の事態に八角理事長(元横綱・北勝海)は「ケガは避けられない。土俵入りを見せられず、ファンには申し訳ない」と謝罪した。

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2018年7月14日のニュース