セリーナ決勝進出 2年ぶり8度目Vへ 14日ケルバーと決戦

[ 2018年7月14日 05:30 ]

テニス ウィンブルドン選手権第11日 ( 2018年7月13日    英ロンドン・オールイングランド・クラ )

ウィンブルドン女子シングルス準決勝で勝利し、歓声に応えるセリーナ・ウィリアムズ
Photo By 共同

 車いすの部は女子シングルス準決勝で第2シードの上地結衣(24=エイベックス)はアニク・ファンクート(27=オランダ)に6―1、4―6、6―7で逆転負けし、初の決勝進出はならなかった。12日の女子シングルス準決勝は2年ぶり8度目の優勝を狙う第25シードのセリーナ・ウィリアムズ(36=米国)と第11シードのアンゲリク・ケルバー(30=ドイツ)が勝ち、14日の決勝で対戦することになった。

 準々決勝まで今大会最多44個のサービスエースを奪ったゲルゲスと、それに次ぐ39個のS・ウィリアムズ。力と力の対決は、出産を経て2年ぶりに出場のS・ウィリアムズが圧倒した。6月に全仏オープン4回戦を胸筋痛で棄権したこともあり「(ツアー復帰)4大会目でここまで戻れるとは思っていなかった」と素直に喜んだ。

 昨年9月の出産後は肺の血栓症で危険な状態に陥り、手術を受けたという。再発の恐れと闘いながら、体を一からつくり直した。出産後に自身と娘のオリンピアちゃん、どちらのフットワークが向上したか問われ「彼女の方かな。力強く蹴るし」と笑った。14日の決勝には、ヘンリー英王子と結婚した友人のメーガン妃も観戦に訪れる見通し。完全復活をアピールする最高の舞台となる。

続きを表示

2018年7月14日のニュース