ネッツの渡辺雄太がサマーリーグで2試合連続で初先発 8得点も第3Qに腰を強打

[ 2018年7月14日 07:17 ]

ペイサーズ戦で8得点をマークしたネッツの渡辺(AP)
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 ラスベガスで開催されているNBAのサマーリーグにネッツの一員として参加している渡辺雄太(23)は13日(日本時間13日)、ペイサーズとの最終戦に2試合連続で先発出場。第1Qと第3Qに4得点ずつの8得点を挙げたが、第3Qに腰を強打し、その後の出場は見送られた。結局、サマーリーグ5試合の中では最少の18分の出場時間にとどまり、フィールドゴール(FG)の成功は7本中3本で、放った3本の3点シュートはすべて失敗した。

 負傷したのは左サイドからのドライブインの場面。渡辺はランニング・ステップからレイアップに持ち込もうとしたが、ボールをトップの位置に引き上げる途中で、ペイサーズのガード、エドモンド・サムナー(22=1メートル96)にボールをもぎとられてコートに腰から落下した。

 サムナーはゼイビアー大(オハイオ州シンシナティ)から昨年のドラフト2巡目(全体52番目)に指名された選手で、昨季は傘下のマイナーリーグ(Gリーグ)で14試合に出場して7・2得点。渡辺はこのサマーリーグでインサイドに切れ込んだ際、相手の選手から反則を受けることなく“つぶされる”プレーが何度かあり、NBAの厚い壁を体感する1週間にもなった。

 ネッツは79―116(前半41―52)でペイサーズに敗れ、5戦全敗でサマーリーグの全日程を終了。5試合中2試合に先発した渡辺は平均23・6分の出場で、9・4得点、4・2リバウンド、FG成功率41・0%、3点シュートの成功率は33・3%という成績だった。

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2018年7月14日のニュース