羽生 ルール改正で「もう1回練り直さないと」“有利”の声も「出てみないとわからない」

[ 2018年6月8日 19:14 ]

<JOCスポーツ賞表彰式>トロフィーを手に笑顔の(左から2人目から)羽生、高木美、菊池彩(撮影・沢田 明徳)
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 平昌五輪でフィギュアスケート男子で66年ぶり2連覇を達成した羽生結弦(23=ANA)が8日、都内で開催された日本オリンピック委員会(JOC)スポーツ賞表彰式出席後、新シーズンのルール改正について語った。

 フリーで繰り返し跳べる4回転ジャンプは1種類のみに制限されることになり「フリーの構成は既に練っていたので、もう1回練り直さないといけない」とプラン修正の考えを明かした。

 また、GOE(出来映え評価)の幅はプラス3〜マイナス3の7段階からプラス5〜マイナス5の11段階に拡大した。このルール変更は、美しいジャンプを武器とする羽生には有利と見られているが「実際に公式の試合に出てみないとわからないところがある。ジャンプの質にはこれからもずっとこだわりたいし、きれいなジャンプを目指して練習したい」とだけ語った。

 新プログラムの曲名はこの日も明かさなかった。「新しい自分を出したいと思っています。皆さんに楽しみにしていただきたいし、自分自身一番楽しく滑りたいと思います」と披露できる機会がくることを心待ちにしていた。

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