FB松島 欧州最優秀選手賞候補相手に腕ぶす 日本代表、9日イタリア戦

[ 2018年6月8日 19:41 ]

イタリア第1戦を翌日に控え、グラウンド上で戦術の確認を行うラグビー日本代表のFB松島(左から4人目)らメンバー
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 欧州最優秀選手候補を相手に力試しだ。ラグビー日本代表は8日、9日のリポビタンDチャレンジカップ2018イタリア第1戦(大分銀行ドーム)に向けて、会場で最終調整。フルバックで先発する松島幸太朗(サントリー)は「来年はもうW杯。6月のテストマッチは僅差でも勝たないと、W杯もズルズルと同じことになる。しっかり勝つのがジャパンの課題」と必勝を誓った。

 個人としても力試しの場になる。相手FBは今年2、3月の欧州6カ国対抗で4トライ(5試合)を挙げ、大会最優秀選手賞にもノミネートされたマッテーオ・ミノッツィ。1メートル75、77キロと小柄ながら、豊かなスピードと軽快なステップワークを誇る22歳の俊才。負けず劣らずの才能を誇る松島も「いい選手。どういうレベルなのか肌で実感できる。(対戦は)凄く楽しみ」と腕を撫した。

 前日までに強度の高い練習を重ねてきたとあり、この日の練習は歩きながらエリアごとの戦術を確認するなど、ごく軽いものに。松島は「体も先週からずっと調子がいいし、今もいい状態」と好仕上がりを強調。大分の地で大暴れする準備は整った。

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2018年6月8日のニュース