張本 本戦へ調整、リオ五輪王者撃破へ「元気にプレーしたい」

[ 2018年6月8日 05:30 ]

卓球 荻村杯ジャパン・オープン第2日 ( 2018年6月7日    福岡・北九州市立総合体育館 )

 男子の張本智和(14=エリートアカデミー)は、8日からの本戦に向け練習会場で調整した。先週の中国オープンで12年ロンドン五輪金メダルの張継科(中国)を破った14歳は今大会、16年リオ五輪Vの馬龍(中国)と準々決勝で対戦するブロック。五輪王者を連破して頂点を狙う。女子シングルスでは世界選手権代表の長崎美柚(15=同)が予選2、3回戦を勝って本戦出場を決めた。

 ワールドツアーで唯一、日本で開催される荻村杯を前に、張本が意気込んだ。「誰が相手でも勝つ」。中国オープンではロンドン五輪王者を4―0ストレートで粉砕。今大会には張本が憧れているリオ五輪王者の馬龍も参戦し、順当に勝ち上がれば準々決勝で激突する。小学6年だった15年ポーランド・オープンでは0―4完敗を喫したが、あの時とは全てが違う。「声を出して元気にプレーしたい。勝つことを一番に考える」。金メダリストを再び撃破して、14歳がタイトルをつかむ。

続きを表示

2018年6月8日のニュース