オコエ妹・桃仁花 代表デビュー戦で3点シュート2本成功「2020年につなげたい」

[ 2018年6月8日 22:47 ]

代表デビューを飾ったオコエ桃仁花
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 バスケットボール女子の強化試合が8日、東京・アリーナ立川立飛で行われ、世界ランキング13位の日本は同40位の台湾に96―66で快勝した。

 プロ野球・楽天のオコエ瑠偉の妹・桃仁花(もにか、19=デンソー)が代表デビューを飾った。1メートル81のフォワードは第1Q途中に出番が回ってくると、最初の3点シュートを落ち着いて沈めた。第2Qでも再び3点シュートを決めた。この日は3点シュート計4本中2本成功で6得点し「今季から力を入れている3点シュートを決めることができてよかった」と喜んだ。日本代表のトム・ホーバス監督も「オコエはおもしろい。ポテンシャルがある」と高く評価した。

 ただ後半は簡単なゴール下のシュートを外す場面もあった。オコエは「70点ぐらい。いいところも出たし、悪いところもでた。今後につながるゲームだった」と冷静に振り返った。

 昨秋にU―23代表でプレーした兄を超えるフル代表デビューとなった。社会人1年目のWリーグでは左膝の故障を抱え、十分にプレーができなかったが、現在はコンディションに不安はない。9月の世界選手権(スペイン)のメンバー入りへ向けて一歩前進した。「正直ここまで代表に選ばれると思っていなかった。チャンスをつかみ取って、2020年につなげたい」。20年東京五輪へ向けても自信を深めていた。

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2018年6月8日のニュース