市川華菜　女子１００メートルで自己ベストタイ同着Ｖ　福島は３位

　陸上・布勢スプリント（鳥取市・コカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク陸上競技場）が３日にあり、女子１００メートル決勝で市川華菜（２７＝ミズノ）が１１秒４３で、オクケラ・マイリー（ジャマイカ）と同タイム、同着優勝をした。昨年のこの大会で自己記録の１１秒４３をマークしており、好相性の地で自己ベストタイを出した。インタビューでは「鳥取の競技場が合っているのかな」と、相性の良さを口にした。

　日本記録保持者の福島千里を中盤以降にとらえた。オクケラとの競り合いもあった。「最後はもう、必死でした」。美女は柔らかい笑顔で試合をそう振り返った。

　「去年、ここで結果が出ていた。今年も自己ベストぐらいをここで出して、日本選手権へいいイメージをつくりたいと思っていた」という狙い通りの結果。昨年優勝した日本選手権に弾みを付けた。

　福島は１１秒４６で３位だった。