錦織 4回戦敗退「自分に期待していただけに悔しい」

[ 2018年6月4日 00:28 ]

全仏オープン男子シングルス4回戦に登場した錦織(AP)
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 男子シングルス4回戦で、世界ランキング21位の錦織圭(28=日清食品)は同8位のドミニク・ティエム(24=オーストリア)に2―6、0―6、7―5、4―6で敗れ、2年連続の8強入りはならなかった。試合後の会見では悔しさをありありとにじませながら、試合を振り返った。

 ――4大大会復帰戦は4回戦で敗退。

 やっぱり悔しい。最初の2セットは結構珍しい落とし方。第4セットももう一踏ん張りだった。自分に期待していただけに悔しい。

 ――最初の2セットのプレー。

 足が動いていなかった。彼の高くて重いボールに雑な入り方をしていた。それが一番。ボールが浅くなったり、基本的に何もできてなかった。

 ――第3セットからは持ち直した。

 もう少しじっくりとプレーすることを心がけて、重いボールも下がって打ったり、ついていくというか無駄なミスを減らすように意識していた。

 ――序盤動けなかった原因は?

 あまり緊張はしてなかったつもり。気持ちもポジティブで自信があった。自分でもよく分からない。動き方を思い出すと、緊張している時と同じで足が動いてくれなかった。

 ――相手のサーブにも苦しんだ。

 思ったよりフラットが多かった。第1サーブもかなりの確率で入ってきた。工夫不足でもあるが苦労した。

 ――第3セットで痛そうにしていた右手首。

 いや、大丈夫です。

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2018年6月3日のニュース