谷川翔「挑戦者の気持ち」でNHK杯でも好演技見せる

[ 2018年5月18日 13:51 ]

NHK杯の会見に出席した谷川翔
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 体操のNHK杯(19日に女子、20日に男子)を控えた18日、有力選手が会場の東京体育館で会見と最終調整を行った。

 今大会は4月の全日本選手権の予選と決勝の得点を持ち点として争われる。上位2人は世界選手権(10〜11月、カタール・ドーハ)の代表に決定。全日本を史上最年少で制した谷川翔(かける、19=順大)は、「代表に入りたい思いはあるけど、考えすぎずにいい演技を出せたらいい。挑戦者の気持ちを忘れないでやりたい」と意気込んだ。

 全日本2位の白井健三(21=日体大)に0・332点差、3位の内村航平(29=リンガーハット)に0・832点差をつけて勝負の6種目に挑む。「内村さんが完璧な演技をしたら逆転されるんじゃないかって思いがある」としながら、「それは僕がどうすることもできない。いい演技をするだけ」と話した。

 全日本優勝で注目度が急上昇。今大会のパンフレットの表紙にも抜擢された。「いろんなところに自分の写真とかが出てきて嬉しい」と現状を楽しむ一方、順大の指導陣から言われた「周りの対応が変わってくるだろうけど、変わらずに今まで通りいた方がいい」というアドバイスを心に刻んだ。19歳の全日本王者が、自然体で好演技を見せつける。

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2018年5月18日のニュース