アメフット日大・内田監督 19日に謝罪へ 悪質反則問題

[ 2018年5月19日 00:38 ]

日大・内田監督
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 アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦で日大の選手が悪質な反則行為で関学大の選手を負傷させた問題で、日大の内田正人監督らが19日に関学大の鳥内秀晃監督、小野宏ディレクターと会い、謝罪と事情説明を行うと関係者が18日、明らかにした。

 関学大は17日に開いた記者会見で、内田監督が危険なプレーを選手に指示したことを否定する日大の文書による回答に疑念と不満を表明し、真相究明を求めていた。

 日本アメリカンフットボール協会の国吉誠会長らは18日、この問題で、日本スポーツ協会を訪れ、関東学生連盟の規律委員会が調査していることや、再発防止へ向けて講習会を開く方針を説明した。日本スポーツ協会の泉正文専務理事は「協会として指導力を発揮していただきたい」と要望した。

 日大アメフット部はこの日も全体練習を行わなかった。東京都世田谷区の練習場では自主的に体を動かす部員の姿が時折見られるだけ。報道陣が集まり、物々しい雰囲気が漂う中、部員の一人は「大学から公式の声明が出ると思う。それまで待ってほしい。話したことが記事になり、迷惑がかかってはいけない」と述べて足早に引き揚げた。

 日大は午後1時から約1時間、理事会を開いた。広報担当者によると、悪質反則問題については話し合わなかった。常務理事を務める内田監督については「理事会に出席したかはコメントしない」と話すにとどめた。

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2018年5月18日のニュース